東山古民家改修

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敷地左側は駐車場としています。1階部分は杉下見板押え縁張り、2階部分はガルバリューム鋼板スパンドレル張りです。
玄関庇は新しく付けたもので約90cm跳ねだしています。
玄関戸は杉の格子戸として金沢の風情を醸し出しています。

1階居間です。元々あった柱や梁と天井は黒く塗り、床や壁の内装で使ったラワンベニヤはそのまま生地仕上げとなっています。
居間から玄関を見ています。筋交いは新しく入れたものです。
2階の寝室です。床は能登ヒバ、天井は杉と天然木を使った落ち着いた内装です。壁の珪藻土はG建築研究所の所員が皆で塗ったものです。

金沢市の中心部東山の古い住宅をG建築研究所の寮として改修したものです。東山は金沢の城下町の風情を残す古い街並みの中にあります。周辺道路も狭く改修に当たっては周辺地域にご迷惑を掛けないように細心の注意を払って行いました。近所の方々も何ができるのか興味津々の様子で完成時には多くの住民の方々が見に来られました。周辺の街並みに調和するようできるだけ杉羽目板張りとし、金沢らしい落ち着いた外観としました。